ライトエース オーバーヒート修理

走行中にエンジン停止してレッカーで搬入されたライトエースの修理です。

車両周辺にはクーラント(エンジン冷却水)特有の甘い匂いが漂ってます。

ラジエーター内の冷却水はカラッポの状態でした。
リフトアップしてチェックしてみると.....
ラジエーターとエンジンを繋ぐ冷却ラインのパイプが錆びてしまってます。

ここから水漏れしてオーバーヒートに至ったようですね。


実はこの車両はもうすぐ入れ替え予定で、先日新車の契約をいただいたばかりでした。

ということで納車予定までの2か月間乗れればいいということでの最低限での修理となります。
まずは穴が開いてしまったパイプは交換しなければいけません。

本来は両側のゴムホースも交換したいところですが今回は替えません。
取替完了。

まずは大きな水漏れは直りました。

そしてエンジンチェック。

オーバーヒートをするとエンジン内部のヘッドガスケット(パッキン)が痛んで、冷却水が少しずつ燃焼室に漏れてしまう事があります。

残念ながら今回はその状態に.....

そうなってしまうとエンジンを分解しての部品交換になってしまうのですが、費用を抑えるため添加剤(漏れ止め)にて対応。
『ヘッドガスケットフィックス』という添加剤をラジエーターに注入。

これでとりあえず完全に漏れは止まりました。

2か月間はウォーターラインは大丈夫でしょう。


このあと新車納車までの間ノートラブルで運行できることをお祈りします・・・(^_^;)
 

オートサービスイトウ

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