車を運行する上でどうしても避けられないのが事故ですね。
相手の怪我などに対応する対人補償、相手車両などに対応する対物補償、共に無制限になっているかと思われます。
金額制限がある場合は無制限にした方が安心ですよ！
で、今回はこの対物無制限補償での保険対応修理があったのでご紹介。
修理をする車はスズキのスイフト。平成18年式です。
駐車しているところに相手車両が接触した事故で、相手方に100%の過失がある案件です。
で、相手保険会社との打ち合わせが始まりまる訳ですが、概算の修理見積りを見て「全損」になると…
保険対応修理で修理費用が車の時価額を超えると「全損」、時価額での金銭処理となってしまいます。
今回の概算見積りが25万円弱で時価額が15万円ほど。
こうなると15万円しか補償してもらえないんですよね。
そして大体の場合補償額では車を入れ替えられない！
不足分を相手方が負担してくれればイイですけど…難しいですよね。
ぶつけられた側からすると到底納得できるものではありません！
そんな時に対応する特約が「対物超過修理費用特約」
修理をする時に限り修理額と時価額の差額分を50万円まで補償するという特約です。
今回は相手方にこの特約が付いていて対物から15万円、特約から10万円補償されるので問題なく修理する事が出来ました。
ちなみに当店取扱のあいおいニッセイ同和損保の場合は自動付帯の特約なので問題ありません。
他の保険会社で加入の方は確認してみては？
という事で今回「対物超過修理費用特約」を適用して修理した案件は本日修理が完了。
修理したいのに修理費用が全額補償されない…逆の立場だったら困っちゃいますよね！
この特約が付いていなければ検討してみて下さい。
個人的にはこの特約が付いてなくて全損扱いになったら、差額は当事者が負担しなければいけないと思いますけどね。
特約があるのに付けないのだから…
まあ難しいことではありますが。
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