新型ノアのCVTF(オートマオイル)とエンジンオイルの交換のご依頼。
ワコーズ製オイルのご指定です。
CVTFはプレミアムスペック、エンジンオイルはプロステージS20をチョイス。
まだ走行距離は少ないのでCVTFは部分交換にて。
プレミアムスペックは他のオイルを混ざってもしっかり性能を発揮するオイルなので部分交換には最適です!
オーバーフロープラグを外し、中にあるオーバーフローチューブも外してオイルを排出します。
3.5Lほど抜けました。
内容量は8.5Lなので半分も抜けていません…
走行距離が増えたらトルコン太郎の圧送交換で全量交換しましょう。
一応トルコン太郎の出番はあります。
リフィルプラグ孔からCVTFを補充。
ひとまず抜けた量と同じ3.5Lを注入しました。
エンジンオイルならこれで終わりですが、オートマオイルはこのまま終わりません!
しっかりと油量を調整してあげなければいけません。
スキャンツールを使って油温を確認して35℃〜45℃の間で調整が必要なのですが、このノアは当店のスキャンツールでは油温確認ができませんでした。
そんな時は車を油温検出モードに移行して確認出来ます。
通常は⭕️印の所はシフトポジションを表示。
現在はパーキングに入っています。
油温検出モードに移行すると…
CVTFが低温(適正油温以下)の時は表示が消えます。
そして35℃〜45℃の適正油温になると「D」ランプが点灯。
45℃以上になると点滅して適正油温を超えた事を知らせてくれます。
という事で「D」ランプが点灯している間に油量を調整します。
油量調整はオーバーフローチューブからCVTFを排出して調整。
ポタポタ滴れる位になったら適正油量なのでオーバーフロープラグを取り付けて完了です。
オートマオイルは抜けた分と同じだけ補充すれば良い訳ではないんですよね。
油量を確認するレベルゲージが無い車のオートマオイル交換は、しっかり油量調整してくれるお店を選んで下さいね!
少なくても多くても故障の原因になりますので…
CVTF交換の後にエンジンオイル交換を実施して全ての作業を終えました。
0コメント