GRS214クラウンのオートマオイルをトルコン太郎で圧送交換。
作業前にロードテストとエラーコードもチェックします。
オイルパンを取り外しての洗浄もするのでまずはATFをドレンから抜きます。
こう見ると内部ATF(オートマオイル)はそんなに汚れてない様に見えますが…
外したオイルパン。
特に汚れが酷いという事はありませんが、距離相応に汚れが溜まってる感じ。
鉄粉吸着用マグネットにもそれなりに鉄粉が付着しています。
オイルパン、マグネット共にパーツクリーナーでキレイに洗浄しました。
続いてミッション側の洗浄。
フィルターを外してバルブボディーを可能な限りパーツクリーナーで洗浄。
キレイになったら新しいオイルフィルターを取り付けてオイルパンを復元して洗浄工程は終了。
アタッチメントを取り付けてトルコン太郎を接続。
ATFを補充後、圧送交換スタート。
左から新しいATF、最初に抜いたATF(ビン)、補充後の内部ATF。
容器に入れて比べると汚れ具合が良く分かりますね。
補充後のATFも少しだけキレイになったけど、まだまだ真っ黒ですね。
通常のATF交換はこの状態。
オイルパンを外しても全容量の半分しか抜けないので、トルコン太郎を使わないATF交換は半分交換という事になります。
1回目の圧送交換後の状態。
右レンズ(現在の内部ATF)はキレイなATFに入れ替わりました。
30分ほどプレ洗浄。 新しいATFで内部をクリーニング。
クリーニングが終わったら仕上げの圧送交換。
仕上げにはワコーズATFプレミアムスペックを使います。
プレミアムスペックは飴色のATFです。
2回目の圧送交換後。
少し交換前のATFの色が移ってプレミアムスペックの色と若干違いますが…
同じ色にするにはあと2〜3回の圧送交換が必要ですが、性能は変わらないので圧送交換工程はこれで終わりです。
最後のATF量調整。
指定の油温で調整用の穴からATFを溢れさせます。
溢れ出なくなったら適量です。
抜いた分のATFと同量のATFを補充したのでは正確な量にはなりません。
多すぎても少なすぎても不具合発生の原因になります。
再度ロードテストとエラーコードのチェックを実施して作業終了となりました。
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